ソフトコム RPA担当の岡野です。

今回はRPAを導入する際のポイントをご紹介します。


RPAの導入はスモールスタートから

業務の省力化・コスト削減を進めるためにRPAの導入を検討されるかと思います。

導入コストに見合うように、一気に様々な業務の自動化を計画したいところですが、RPA導入時にどの業務をどの範囲で自動化するか検討する際は慎重に進める必要があります。

業務自動化は現場の業務オペレーションとの関係が密接なので、トップダウン的な自動化オペレーションへの変更を行うと、現場の混乱を招く可能性があります。

RPAの導入はシステム開発とは異なり、比較的簡単に実施することができます。

だからこそ、まずは自動化のハードルが低い業務から着手することをおすすめします。

業務内でもスタートから完了まで一気に自動化することにこだわらず、まずは業務プロセスの一端を自動化することから始める方がいいケースもあります。

つまり、RPAの導入はスモールスタートすることが成功への近道です。


自動化する業務の選定はじっくりと

RPAの導入にあたってまずは自動化する業務の選定を行いますが、現場へのヒアリングでは急には出てこないことが多いです。

まずはRPAについて知ってもらい、自動化に適した業務を一緒に探していくことが必要です。

現場へのヒアリングで業務をすべて洗い出して選定する方法もありますが、実際の運用と齟齬が発生したり、現場オペレーションで使いこなせない、といった問題が出てしまっては成果が望めないでしょう。

自動化する業務の選定方法はケースバイケースですが、共通して重要なのは、現場で業務を行っている担当者と共にRPAの導入を進めることです。


スモールスタートからのステップアップ

スモールスタートでの導入が成功すれば、運用のフィードバックをもらい、自動化する範囲の拡大やフローの改善を行っていきましょう。

PRAを最初から完璧に構築するよりも、段階的にじわじわと広めていく方が失敗も少なく、着実に自動化を進めることができます。

また、そのステップのなかで、RPAの運用ができる人材を育てることも可能です。


RPAの導入支援や、業務自動化に関するお困りごとはぜひソフトコムにご相談ください!