いつもありがとうございます。ソフトコムの林です。

最近、本サイトでは文字認識ツールのAI-OCRについての記事を投稿してきました。

文字の認識ツール「AI-OCR」とは?

紹介してきておりますが、「実際どんなツールなの?」「識字率95%ってどのくらいだろう…」と思ってらっしゃる方、たくさんいると思います。

そこで書類を用いて「AI-OCRはどこまでの文字を認識できるのか?」を実践してみたいと思います。

 

  

  

レベル1 入力された文字

まずは初級編。入力された文字です。
入力された文字でもうまく文字を読み込まれないこともありますよね。

基本的な書類なのでここは簡単に読み取ってほしいですね!

  

<結果>

問題なく完璧に認識できました!
写真として読み込まれ、テキストをコピペできないデータだとかなり助かりますね。

 

 

レベル2 手書きされた文字

本番はここからです!
次は手書き文字で記入された書類です。
アンケートや申込書といった書類の種類によっては手書きで送られてくることも多いのではないでしょうか。

そもそもの文字自体が綺麗ではないので、正直読み取ってくれるか不安ですね…
いざ試したいと思います!

  

<結果>

手書き文字書類のAI-OCRの結果

なんと、すべての文字を正しく読み込むことができました!
自分の書いた文字だったので、読み込む時ドキドキしましたが、正しく読み込まれると嬉しいですね。
漢字や英数字も問題なく読み込んでいるので、どのような書類でも活用できそうです。

  

  

レベル3 乱雑な手書き文字

さて、提出される書類の中には癖のある文字や走り書きで書かれた文字もあると思います。
最後は乱雑な文字で記入された書類を試したいと思います。

書き間違えて訂正している文字もいれてみました。
読み取りするにはかなり厄介な状態ですが、果たしてどこまで読み取れるのか…!

  

<結果>

乱雑な手書き文字書類のAI-OCRの結果

文字が詰まっている部分や項目同士で重なっている部分は、ご認識していたり読み取れなかったりしていますが大まかには読み取れています!
訂正した部分もうまく回避して読み込んでいますね。

 

地味に感動したポイントですが、文字内に少し隙間を開けるとスペースとして認識していました。

書く内容によってはスペースを認識してほしい部分も出てくると思うので、この認識はかなり役立つのではないでしょうか。

 

  

最後に

結果としては、AI-OCRは多少乱雑な手書き文字でもほぼほぼ認識してくれました!
所々読み取れていない部分もあり、修正する必要がありましたが、すべて手入力する時間に比べたらかなりの時間削減になると思います。
昔のOCRに比べて、識字率はかなり高くなっているので、うまく活用して入力作業の効率化をしていきたいですね!

「うちの書類はややこしいし、読み込めないだろうな…」「もっとこんな癖字があるぞ…」と思ってらっしゃる方、
朗報です。

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