皆さん、こんにちは。ソフトコムRPA担当の岡野です。

今回は製造業DXの一端として、Web EDIのデータを基幹システムに取り込む業務の自動化例をご紹介します。

近年DX推進の流れで、Web EDIの利用が増えてきているかと思います。

自社主導でWeb EDIを導入されているなら、基幹システムへの取り込みも自動化されているかもしれません。
しかし、取引先に合わせて導入されている場合、自社基幹システムへの取り込みにひと手間かかるケースが多いようです。

なぜひと手間かかるのでしょうか?

その理由は3つあります。

  1. 取引先のWeb EDIから出力するデータを自社基幹システム用に加工する必要がある
  2. Web EDIと基幹システムは自動連携しないため、手動で取り込み作業が必要になる
  3. 毎日数回など、頻繁に取り込み作業をする必要がある

データ加工はマクロで使用して工数削減されているかもしれませんが、データのダウンロードや取り込みといった作業はどうしても人による対応になってしまっているかと思います。
また、毎日必ず発生する業務となり、手の空いたときにまとめて作業するわけにもいきませんよね。

このように、毎日対応する手間のかかる作業はRPAで自動化すると便利です。
1回あたりの作業時間は少なくても、トータルするとけっこうな時間になります。
忙しいタイミングで手を取られることもなく、うっかり忘れることもないので安心です。

データの加工もルールが決まっていれば自動化できます。
複雑な加工作業だからとエクセルマクロ化されていても大丈夫!
RPAでマクロを実行する、なんてこともできちゃうんです。

手が空いた時間はコア業務に集中することで、仕事のクオリティもアップできます!