ソフトコム RPA担当の岡野です。
今回はソフトコムのメイン事業であるECサイト運用に関するRPAの事例をご紹介します。

ソフトコムが運用に関わっているECサイトで、あるときページ更新の影響により商品がカートに入らないというトラブルが発生しました。
通常はチェック工程で誰かが気づくはずだったのですが、カートへの影響が想定される更新作業ではなく、特定の条件下のみで発生したトラブルだったため、お客様からの問い合わせがあるまで発覚しなかったのです。
その結果、トラブル発生から修正完了までに日数がかかってしまい、一部のお客様からのご注文が0となり大きな問題になりました。

そこで、トラブル再発防止策として、カートに商品が入るかのチェックを、RPAを用いて定期的に行うことにしました。
購入ページからカートに入れる動作を1時間に数回実行し、異常が発生した場合は関係者にメールを送信するという万全を帰したチェック体制です。


24時間365日ひたすらチェックを繰り返すことになるので、人が対応することは難しいのですが、RPAならPCを起動さえしておけば、業務時間に関係なくいつでも仕事をすることができます。
Windowsのタスクスケジューラを使用して、一定時間ごと、毎週、毎月など決まったタイミングで自動的にRPAを実行することができるので、うっかり忘れてしまうこともなくなります。

ECサイトの運用では、お客様が安心して快適にご利用いただけるように、日々様々なチェックが必要になります。
デザインチェックなど人の感覚が必要なチェックもありますが、大量のコンテンツを機械的にチェックすることも多々あります。
機械的なチェック作業はロボットに任せて人の負担を減らし、ECサイト運用のコア業務に集中できれば、ユーザー獲得や売上向上につながっていくと思います。

ソフトコムはECに特化したサイト制作・運用を中心にEC事業のトータルサポートを行っております。
様々なECサイト運用に携わった経験を元に、課題解決に最適なRPAの活用をご提案させていただきますので、ぜひソフトコムにご相談ください!