いつもありがとうございます。ソフトコムの林です。

最近、色んな方にAI-OCRに関する質問をいただきますが、「どのぐらい手間を省けるものなのか?」「本当に負担軽減できるのか?」と疑問を持たれる方が多いです。

そこで実際に手入力作業AI-OCRでの入力作業をおこなって、どのくらい変わってくるものなのかを比較したいと思います。
本当に効率化できるものなのか?またできるとしたら実際どのくらい効率化できるのか、最後までご覧ください!

 

使用する資料

手書きの請求書を5枚準備しました。

実際の入力作業と近い状態にしたいため、字は走り書きで、住所や項目も本当に実在しそうな内容で書きました。
もちろんすべてバラバラの内容になっています。

 
本当に走り書きだったので、こういった修正線も入っています。
 

  

人が手入力した場合

【手順】
まずは人が手入力する順序です。

正確さはもちろんですが、入力者の速度も重要になってきます。
ちなみに筆者のタイピング速度は5.2回/秒ぐらいです。
時間を計測しながら入力作業をおこなうのは初めてなので、緊張しますが計測してみたいと思います。

 

【結果】

計:11分9秒

入力していて感じたこととしては、すぐに変換がしにくい漢字があるとかなり時間がかかってしまいました。

また「自分が打ったから間違いはないだろう…」と思っていましたが、確認するとチラホラ誤字を見かけたのでやはり確認の時間も大事ですね。

 

AI-OCRで入力した場合

【手順】
次はAI-OCRで入力する場合の手順です

図をみると先ほどより工数が増えているように見えますが、メインのテキストのデジタル化はAI-OCRがしてくれます。
さて、どのぐらい変わるものなのか試してみたいと思います。

 

【結果】

計:4分47秒

修正作業はありましたが、修正箇所のみの作業になるので全文を打つよりは断然ラクでした!
またメンタルの側面でも、全文を打つストレスがなくなったのでサクサクと取り組めました。
実質「確認・修正作業」のみになるため、かなり手間を省くことができました。

 

結果比較

それぞれの時間を比較すると…

なんと63%削減できました!

今回は5枚のみでしたが、読み取る枚数が多ければ多い分、軽減できる負担も大きくなります。
また定期的におこなっている業務はもちろん、繁忙期での業務に適応できればかなり負担軽減できるのではないでしょうか。

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実際にお使いの書類で読み取りの凄さを体感していただけますので、ぜひお試しください