ソフトコム RPA担当の岡野です。

今回はWinActorによる業務自動化の事例をご紹介します。
総務部で毎月行っているアルバイトの給与計算を自動化した事例になります。

勤怠データはクラウドの管理システムからダウンロードすることができますが、給与計算用のエクセルに祝日や有給休暇も含めて勤怠データを転記する必要がありました。
さらに人数分の繰り返し作業が必要で、定形作業として時間がかかっていたため、RPAによる自動化を行いました。

【導入前】
・勤怠管理システムにログイン
・アルバイト社員の勤怠データを期間指定してダウンロード
・給与計算用のエクセルテンプレートをコピーし勤怠データを転記
〈~人数分繰り返す~〉
・エクセルで計算された給与を登録

【導入後】
・WinActorのシナリオをダブルクリックで実行し、年月度を指定
・指定フォルダに勤怠データ入力済みの給与計算エクセルが格納される
・エクセルで計算された給与を登録

導入の結果、RPA実行 → 年月度をプルダウンで選択するだけで、アルバイト全員分の給与計算済みのエクセルを出力できるようになりました。
また、勤怠管理システムの出力データを確認しながら手動で指定していた有給休暇や祝日も自動で設定されるようになり、人為ミスがなくなりました。

今回の事例のように、データ移動のために手作業が発生するケースは多々あります。
システム化するという方法もありますが、多大なコストが発生するため、費用対効果を考慮すると現実的ではないことがほとんどです。
そこでRPAを活用すれば、仕方なく人手で補っている作業を低コストで自動化することができます。

ソフトコムのRPA導入サポートは、EC関連業務から総務・経理業務まで幅広く自動化のお手伝いをさせていただきます。
人手のかかる定形業務にお悩みでしたら、ぜひソフトコムにご相談ください!