年末年始の繁忙期。
「毎年この時期はバタバタで…」「もう少し効率よくできないかな…」
そんな声を、ECや受発注業務の現場でよく耳にします。

でも実はこの時期こそ、DX(業務自動化)を考えるベストタイミングなんです。
今回は、「すぐに何とかしたい方」と「来年こそは備えたい方」の2パターンで、
おすすめの対策をご紹介します。

「今年の繁忙期をなんとか乗り切りたい!」派

→手間のかかる作業をピンポイントで自動化する

年末までに全部を変えるのは難しくても、
部分的に自動化するだけで現場の負担はぐっと軽くなります。

たとえば…

○受注確認~システム取込
各モールや自社サイトの受注CSVを自動でまとめて、システムやExcelに取り込み。

○帳票や送り状の発行
システムから納品書や明細書を発行したり、送り状のデータ登録を自動化

○出荷完了処理
出荷完了メール送信や送り状番号の転記を自動化

どれも「普段やっている作業をそのままRPAにやらせる」だけ。
大掛かりなシステム導入ではなく、現場を止めないスピード導入がポイントです。

●導入の目安
小規模なら最短2~3週間で稼働開始も可能です。
まずは1業務から試して、効果を見ながら範囲を広げていくのがおすすめです。

「今年は無理でも、来年こそ何とかしたい…」派

→繁忙期が落ち着いた今こそ、見直しのチャンス

繁忙期を乗り越えた後、1~2月頃になると
「今年も大変だった…」という声があちこちから聞こえてきます。

そのタイミングで、じっくり業務を見直すのがおすすめです。
たとえば――
・受発注フロー効率化:受注の受け入れから、発注や出荷のフロー全体を効率化
・在庫連携・引き当て:倉庫システムやモール間で在庫を自動更新
・FAX注文書の読み取り・入力:AI-OCR+RPAでFAXをデジタル化

繁忙期の「つらかったポイント」をそのまま改善テーマにすると、
翌年の繁忙期には落ち着いて回せるフローに変わっていきます。

まとめ:DXは「余裕ができたら」ではなく、「困っている今」こそ始めどき
「いま忙しいから、落ち着いてからでいいや」
…と思いがちですが、実はその「いま」にこそDXの価値があります。

ソフトコムでは、
年内に間に合わせたい方向けのスピード導入サポート
来年に向けた業務改善・効率化プラン
の両方をご用意しています。

お気軽に、「こんな作業を減らしたい」とご相談ください。


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