こんにちは、湿気ったせんべい大好き西田です。
仕事では主にECモールの新規立上げから運用まで色々なことをやらせていただいています。

最近気になるEC業界の話題と言えば、ZOZOTOWN代表取締役の前澤友作さんのTwitterから注目を集めていた「送料自由化」が始まって1ヵ月が経ち、11月からはなんと全国一律200円となりました。運送会社の値上げが進んでいる中かなりお安い価格だと思うのですが、0円の期間があったことで違和感を覚えてしまうユーザーも少なくないみたいです。昔のamazonさんもそんな感じだったかも。

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そんな期間中に利用された各都道府県別のデータが公開されているのですが、「自由に価格を決めていただくことで、運ぶ人と受け取る人との間に、気持ちの交換が生まれれば素敵だなと思います。」という前澤さんの思いも何のその、送料の初期表示が400円の状態という中、全国の平均送料は96円となかなかお安い料金。ここは利用者層も影響しているのかなあ。そして約4割が0円に設定していたのですが、利用額や頻度が高いユーザーほど有料にする傾向だったようです。

また平均値の最高が福島県で114円、最低は奈良県で86円とのこと。なかでもワースト5の全てが関西地方のみ、もちろん我が京都も入っておりちょっぴりお恥ずかしい気分。。

一説では関西人は価値あるものを安く買うこと=偉い、という目利きの文化も関係しているみたいですよ、と弁明してみたり。

似たような話で少し昔、イギリスの有名バンド「RADIOHEAD」がダウンロード配信したアルバムはリスナーが価格を自由に出来たのですが、結果初日の配信数は120万以上に及び、価格の平均値は約1000円にまで達したそうです。ただし6割は0円という結果でした。

自由に設定する以上、払う人払わない人が出てくるのは当然でそこに価値を見出してくれる人を増やす必要が大切なんだなと思った次第です。

かくいう西田もZOZOTOWNでお買い物していたら絶対0円にしてたのは間違いないっ!